2012年5月3日木曜日

私の姉が部活でフルートをやっています。聴いていてけっこういいせんいってると思...

私の姉が部活でフルートをやっています。聴いていてけっこういいせんいってると思うのいですが、何か物足りないな~。

ある日気がつきました。ビブラートがないんです。姉も先輩にもできる人がいなくてどうやればいい

のかわからないと言っています。どなたか教えてください。







まずは、http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a059670

このDuet ver.を聴いてみてください。

僕が吹いているこのようなビブラートでいいなら、僭越ながらお話させていただきます。



ビブラートのかけ方には、お腹と喉の二種類があります。

一般的にお腹でかける方がよいとされています。



また、フルートは、金管楽器などと違い、音量(息の量)でビブラートをかけることを頭に入れておいてください。



喉でかけると、振幅が浅く、速いビブラートがかかります。

(チリメン震いといわれて嫌われることがしばしばです。)

一方お腹でかけると、振幅が深く、大きなビブラートがかかります。



練習方法についてですが、喉に関しては・・・

『ふぅうぅうぅうぅ・・・』

と声を出しましょう。なんとなくビブラートっぽく聞こえるはずです。

喉に手を当てて、喉が動く感覚を覚えましょう。(ただし、無理やり喉を動かすことのないように!)

その後楽器を構えて、やってみてください。

息をいっぱい出す、ちょっと弱める、みたいな感じです。



あとは、ご自分の耳で理想のビブラートを探してください。



続いてお腹。

『アタック』と呼ばれる練習が有効です。



まず、ベルト(お腹を縛り付けているもの)を少し緩めてください。

お腹がキツキツじゃいい演奏はできません。

(出来れば立って)姿勢を伸ばし、High Bb(上第一線のシbの1オクターブ上)を、腹筋を使って何度も短く?出しましょう。

『ふっ!ふっっ!ふっっっ!!!』といった感じで。一度に息をすべて出すように。(かなりの音量になります。遠慮してはいけません。)

(決して『とぅっ!とぅっ!』ではありません。)



メトロノームを使って、4拍ごとに拍打ち、2連符、3連符・・・と練習していくといいでしょう。



お腹が動くのがわかるのがわかると思います。

(ただし!お腹を動かすのに必死にならないように!)



その後、しっかり音を出せるようになったら音を少し下げて(Gなど)にして、同様に練習してください。

しばらくして満足したら、中音域で自分の一番得意な音を使って、先ほどの練習・・・

今度は息を切らずにやってください。

『ふぅ~ふぅ~ふぅ~』といった感じで。

メトロノームを使って、ゆっくりなテンポで拍打ち、2連符、3連符・・・とどんどん速くしていきましょう。



これで、息をコントロールできるようになれば、ビブラートは完璧だといえるでしょう。



お姉さま思いなんですね。お姉さまに、がんばってください。とお伝えしてください。



長文失礼致しました。








ビブラートのかけ方は研究していくと3つあると思います。

口の開きで変えていく音程のものと、息の強さで音量を変えるもの、これに加えて喉でするビブラートです。

一般的なのは最初のものだと思います。調節がしやすいですので。

部活でしているのならば、ピッチを変える、という表現がわかりやすいかと思います。

息の強さでするのは、近年の歌手のビブラートの特徴らしいです。

喉でするビブラートは、細かい振動をすることができますが、調節が難しいと思います。

ソロで吹くのでしたら、やはり最初のものが良いのではないでしょうか。

かけかたとしては好みがあるので一概に言えませんが、ビブラートをかける場所の始めでゆっくりと、音量を大きくしていくにつれて大きくしていき、最後に静かにしていきながらゆったりとかけるのが気持ちよく聞こえると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿