2012年5月4日金曜日

主人公がしつこく追われる、みたいな小説はありませんか? 伊坂幸太郎さんのゴー...

主人公がしつこく追われる、みたいな小説はありませんか?



伊坂幸太郎さんのゴールデンスランバーみたいな作品です。



ハラハラドキドキを味わいたいです><



よく分からん質問ですみま

せん。

よろしくお願いしますm(_ _)m







「キッド」 木内 一裕



死体を埋めて、掘りだして、攫って!?ちっぽけなビリヤード屋を経営する石川麒一が、つい死体遺棄を手助けしてしまった代償は―。極限状況のさらに極限へ。一本の電話を受けたばかりに犯罪行為に巻き込まれることになった二十歳のアンちゃん。ちょっと腹が据わっていたばかりに、「これ無理でしょ、ぜったい死んじゃうでしょ」という事態に陥ってしまうのだ。内容コピー








高野和明「グレイヴディッガー」はどうでしょう。



【内容説明】



主人公は、それまでの悪行をかえりみて、自ら骨髄ドナーとなり白血病患者の命を救おうとしていた。しかしいざ病院に向かう直前、友人の死体を発見してしまい、謎の集団に終われることになる。

主人公を容疑者として追う警察、なぜか追ってくる謎の集団、その集団を殺そうと追って来る正体不明の殺戮者から逃げ切らなければ、主人公の骨髄を待つ白血病患者が死ぬ。タイムリミットまでに主人公は病院にたどりつけるか。





逃げる主人公、主人公を追う警察、殺戮者の正体を暴こうとこっそり主人公と接触する刑事など様々な要素が絡み合って怒涛のラストになだれ込みます。

とにかく主人公の逃げっぷりが見事です。







ちょっと違うかもしれませんが、今野敏の「アキハバラ」はどうでしょうか?



アマゾンの紹介文



秋葉原の街を舞台に、パソコンマニア、警視庁、マフィア、そして中近東のスパイまでが入り乱れる、ノンストップ・アクション&パニック小説の傑作!



その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。

だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した!その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。

爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ。







3冊ほど思いついたものを挙げてみます。角田光代の「八日目の蝉」も前半は逃げる話ですが、ちょっと違いますね。逆に宮部みゆきの「火車」のような追い掛ける話の方が近いのかも。



★恩田陸「ドミノ」

色々な登場人物が自分にとって必要で大切なものを追いかける話です。東京駅構内とその周辺を舞台に、ぶつかった拍子に似たような鞄の取り違えたり、おっちょこちょいなOLがおやつの買出しに出て紙袋を間違えたり、保険契約の入手を時間に間に合わせるために嘗ての暴走族(レディース)仲間に人と書類の配送を頼んだり、待合せ場所が判らず、老人たちがウロウロしたり。それぞれの登場人物は時間内に書類を届けることができるのか、大切なものは取り戻せるのか、待合せ場所にたどり着けるのか。。。



★柳原慧「パーフェクト・プラン」

代理母として生んだ子供が、家庭内で虐待されていることを知り、その子供を誘拐して逃走。ハッキング、ネットトレーディング、代理母、引きこもりなど色んな要素が絡む上、登場人物全てが、この女性と子供を追いかけて。。。話の信憑性はともかく、スピード感が凄い話。



★風間一輝「男たちは北へ」

東京から国道4号線をひたすら北へ自転車で向った男。途中、ある雑誌らしきものを手にしたことから、知らないうちに、何と自衛隊に追われる羽目に。逃げる方は、追われる理由を知らず、実は追われていることも知らず、ひたすら北を目指します。

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