スーパーファミコンのゲームでバカげーというかカオスな感じのゲームがあれば教えてください。
そうですねー、思いつくものだと……
『美食戦隊薔薇野郎』(ぐるめせんたいばらやろう)
いわゆる、ファイナルファイト系の格闘アクションなのですが、登場キャラがとにかく意味不明です。
主人公三人の名前からして「ぼんぢゅ~る」「まどもあぜる」「とれびあ~ん」。
敵には、勝手に腹からナイフを飛び出させて自滅してしまう「じゃっく」とか、浮遊するゴツい顔面「もあい」とか、頭に電球がついている「でんき」とか……とにかくカオスです。
操作にも無意味にポージングなどがあります。
特徴は、敵から獲得した食材を、ステージクリア後に料理にしてライフを回復できる点。しかし、食材の組み合わせを誤ると大して回復しなかったり、逆にライフが減ったりします。
一見意味不明ですが、ドット画の出来も良く、ゲームとしてはかなり遊べる部類だと思います。
また、裏技を使うと、タイトル画面のBGMに歌詞が出たり、敵キャラをプレイヤーとして使えたりします。まともに使えるキャラは限られますが。
『おでかけレスター れれれのれ(^^;』
タイトルに顔文字が含まれています。
ジャンルはサイドビュー型アクションなのですが、主人公のレスター君は黒縁メガネで猫背の虚弱体質。意図的に弱く情けない雰囲気に作られています。
高い崖の上に立つとブルブル震えたり、敵を見ると情けない声を上げて勝手に逃げ出したり、妙な所がリアルです。
操作性云々というより、主人公を狙って弱く設定してあり、操作しにくいのが仕様となっているため、難易度高しです。
『であえ殿さま あっぱれ一番』
見下ろし型のアクションゲームです。
主人公は、白塗りお歯黒の「バカ殿」と、ちょうちんブルマの「バカ王子」の二人から選択します。
一定の条件を満たすと、それぞれ父の魂が乗り移ってものすごいマッチョに変身、敵を次々と殴り倒してゆきます。
日本各地の濃い敵達と戦いながら、「徳川Yeah康」を倒しに行くのが当初の目標です。その後の展開がまたブッ飛んでいます。
とにかく全体的な雰囲気がカオスですが……ゲームとしてはなかなか遊べる部類なのですよねー、これが。(笑
『ファーストサムライ』
サイドビュー型アクションゲームです。主人公の「サムライ」が、広いフィールドを縦横に移動しながら、各ステージのボスを倒します。
日本のメーカーであるケムコの作品なのですが、意図的に「外国から見た勘違いな日本のイメージ」を再現したような奇妙な世界観になっています。
BGMが演歌だったりする一方、食べ物を見つけたら突然ハレルヤコーラスが流れますし、サムライのセリフは英語で、刀を失ったら「Oh no, my sword !」とか言います。他にも、ライフゲージが何故か「腕」の絵だったり、色々謎です。
『摩訶摩訶』(まかまか)
RPGです。
冒頭でいきなり主人公の両親が巨大ミジンコに変えられたり、戦闘にロード時間が存在したり、バグが仕様だったりと、色々と書ききれないほどカオスです。
『超兄貴 爆烈乱闘篇』
空中で全方位に移動できる格闘アクションです。
登場キャラがほとんどマッチョな兄貴達で、世界観もかなりカオスです。背景まで抜かりなく兄貴臭が充満しています。
マスコットキャラ(?)として「うみにん」が登場します。
……と、このへんが、遊べる部類としてはかなりカオスかと。
参考になれば幸いです。(礼
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